2021年度 理事長基本方針・事業計画

はじめに

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を予定していた2020年は、新型コロナウイルスの影響によりパンデミックな世界変動のうねりの年に様変わりしました。

 佐倉青年会議所も昨年45周年を迎え、50周年を見据え更なる飛躍をめざす矢先に、新型コロナウイルス感染拡大という出来事が起き、大きな変革期が訪れました。そのようななかでも、現在の日本が抱える最大の問題は、なんといっても人口減少問題と超少子高齢化社会です。少子化は労働人口及び税収の減少、高齢化は社会保障の拡大に繋がります。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、新たなコミュニケーションやコラボレーションツール、そしてデジタル化の進展など、コロナ禍が気付かせてくれたニーズを基にしたイノベーションが必要となります。当たり前だと思われてきた常識が激変し、新しい生活様式や従来にないビジネス、これまで気付くことのなかった新しい価値観が求められています。

 我々佐倉青年会議所は、新型コロナウイルス感染拡大を言い訳にせず、どのようにすればできるのか、誰のために何のためになぜやるのかを明確にする必要があります。我々は会員相互の協力を増大し、多彩なアイデアと切磋琢磨することにより、想いをカタチにできる佐倉青年会議所の魅力とホスピタリティの心を地域に発信するとともに、佐倉青年会議所の会員が魅力を感じることのできる団体へと発展します。

 我々の存在意義を地域に改めて示すことができ「明るい豊かな社会の実現」を全ての所属会員へ理念浸透させ、新たな運動へと歩みを進めていきます。

デジタル化の推進

 青年会議所の魅力であり、三信条の一つである修練には、多くの会員が自己研鑽の場を求め活動していることを裏付けることができます。それは経営する会社や所属する組織に通ずる学びはもちろんのこと、地域の企業としても有能な人財育成やSDGsの推進、デジタル化の波に出遅れたくない企業が多く存在するからです。そのようななかで、佐倉青年会議所はICTやIOT、AIといったコンテンツを取り入れた魅力溢れる研修の開催や、行政や企業などの地域のパートナーを巻き込み、多様なユーモア溢れる事業の機会を創造します。

会員の拡大を促進

 会員拡大には質と量のバランスを考え、佐倉青年会議所が一丸となって、個人と団体がそれぞれ魅力を発信することにより、おのずと会員拡大につながり魅力的な団体となります。また、会員拡大リストの更新を効果的に行い、さらにはデジタル化推進などの魅力的な事業とのコラボレーションや学びを深める事業を同時展開し、計画的で魅力的な会員拡大を行います。今だけ会員が増えればよいのではなく、次年度、さらには5年後、10年後を見据えた会員拡大見据えることにより、持続可能な組織の運営をめざします。

地域共生社会の実現と新たな未来の創造へ

 コロナ禍であっても青少年がのびのびと心豊かに成長し、夢のある未来の地域を佐倉青年会議所が地域のパートナーと協働で子ども達に示します。また、地域共生社会の実現に向けて、子ども達がスポーツやレクリエーションを通して障がいや国籍に捉われることがない、あらゆる特性を認め合いインクルーシブな新たな地域コミュニティの構築をめざします。また、コロナ禍だからこそ今まで以上の成果を実現することを目標に定め、GIGAスクール構想が後押しするデジタル化という新たなチャンスを活かすとともに、子ども達の未来モデルとなる事業を展開し、地域住民へ佐倉青年会議所の存在意義を改めて示します。

未来ある青少年の健全育成

 佐倉青年会議所は昨年45周年を迎え、50周年を見据えたビジョンへ向かい華々しくスタートする矢先、新型コロナウイルス感染拡大により、事業は中止を余儀なくされ、事業はオンライン開催も含めた設えが求められます。我々は佐倉青年会議所の誇り高き歴史を築き上げてきた先輩諸兄姉の厚い想いを継承するとともに、期待溢れる明るい未来を次世代の子ども達に紡ぐためにも、新たな地域づくりを創造します。超少子化社会が進むなか、コロナ禍によるコミュニケーション不足や、貧困問題など複合的な課題のある世帯が増加し、コロナ世代と呼称されるであろう未来ある子ども達へ、健全な育成と社会にはばたくための力を育ませるのは、地域社会の責任世代の責務であると考えます。また、現在の教育では競争により切磋琢磨することも少なくなり、そこから生まれる友情や悔しさ、勝負の厳しさを経験できる事業を展開します。

誰もが住みやすい魅力的なまちづくり

 地域住民のつながりが希薄になり、自助、共助、公助の助け合い支え合い、新たなまちづくりが求められるなか、佐倉市の魅力である花火大会などの催事はコロナ禍により、今までとは同じスキームでは実施困難な状況です。しかし、そのような時に後ろ向きな考え方ではなく、関係諸団体や行政とパートナーシップをより強固なものにし、新たな感動を生み出す必要があります。また、男女共同参画が推進され、ジェンダーの平等やLGBT、障がい者の方々の社会的参加も推進されるなか、佐倉青年会議所にあっても女性が活躍できる団体となり、地域住民そしてまちづくりには誰一人として取り残されることなく、社会包摂的な考え方により魅力あふれるまちづくりをめざします。

資本となる心身の健康

 佐倉青年会議所は心身の健康を最重要課題の一つとして捉え、全ての会員に浸透し健康的に活動ができることをめざします。このことは、多くの人間が何不自由なく暮らせる家庭や、所属する組織でのトップパフォーマンス、自らの会社の業績拡大を目指し日々切磋琢磨しています。しかし、健康に着目しなければ個々がめざすビジョンは志半ばで途絶えてしまいます。個々の健康意識を高め、会社組織でもストレスケアや定期的な健康診断を実施するなど、健康に対する比重を強め「明るい豊かな社会の実現」につながるものと考えます。コロナ禍である現在に至っては、自己防衛として免疫改善や感染リスクを最小限に抑えることにより、個人、家族、会社、地域さらには経済や社会に対する貢献になります。我々は、健康に関する課題を地域や企業に発信し、よりよい地域の実現をめざします。

組織としての基盤づくり

 佐倉青年会議所は、公益社団法人としてコンプライアンスを徹底し、事業運営の透明性と財務規律の強化を図り、各事業を円滑に遂行します。また、働き方改革やディーセントワークが叫ばれているなか、佐倉青年会議所としても改めて組織のあり方を考え、佐倉青年会議所の会員相互の協力のもと、魅力あふれる団体となるよう努めます。また、佐倉青年会議所がより強固な基盤づくりに取り組むことは、能動的な青年団体として、地震や豪雨災害などの有事の際、他の団体にはまねすることのできないアクションをこれまで築き上げてきました。我々は組織のあり方を見つめなおし、佐倉青年会議所のネットワークを最大限に活かしつつ揺るぐことのない組織運営をめざします。

結びに

 個人や団体の魅力は、主体的にポジティブで能動的な運動を継続的に行い、明確な理念やビジョン、目的や目標を定め、そしてパートナーとなる個人や団体へと伝播していくことにより、おのずと発信することができます。今年度のスローガンは、コロナ禍によりイベントや対面式での活動が制限されてしまい、全国的にも青年会議所の退会者が増加するなか、青年会議所の魅力に着目し、コロナ禍だからこそ最大の実績や成果をめざすため、「魅力」~今だからこそ存在意義を示すとき~と掲げさせていただきました。佐倉青年会議所が魅力的な団体となることにより、明るい豊かな社会を築きあげる組織として地域に再認識されることに繋がります。2021年度は「withコロナ」でこれまでで最大の魅力を佐倉青年会議所が発信できるよう邁進して参ります。

できない理由を考えず 失敗を成功に替え
主体的な行動と 魅力的な運動を起こすため 共創し
持続可能な 明るい豊かなまちを 幾重にも描こう

2021年度 事業計画

・デジタル化推進事業の実施及び情報の公開
・会員拡大運動の発信と実施
・地域共生事業の実施
・青少年健全育成事業の実施
・地域創造事業の実施
・健康推進事業の実施
・組織骨格の強化

公益社団法人 佐倉青年会議所 定款

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