理事長基本方針・事業計画

スローガン
「市民と地域がつながり、そして佐倉につながる」
〜 新たな地域社会を目指して 〜

公益社団法人 佐倉青年会議所
第42代理事長 長島 幸寛

日本は今、経済のグローバル化や日本経済の長期的な低迷の中で、産業構造等が変化し非正規雇用の労働者や長期失業者が増加し、低所得者層が増加するとともに、少子高齢化の影響で世帯構造も変化し、単身世帯や高齢世帯が増え、家族や地域社会との繋がりが希薄化しています。

個人は、家族、地域、起業・市場との社会的なかかわり合いの中で自分の居場所や役割を見いだして生きている社会的存在であり、それぞれの場で形成される血縁・地縁・職縁といった社会的繋がりの中で日常生活を送っています。そして家族は、社会の変化や生き方の多様化の中で、様々な課題に直面しておりますが、一方で家族が人間社会の基礎的単位であり、人々に愛情や精神的やすらぎを与える源であることに変わりはありません。地域社会は、近隣や町内などの「コミュニティ」と呼ばれるまとまりから、学校区、商業圏、市町村などの基礎自治体等様々な様相が見られ、いずれも人々の生活の場となっています。困った時に近隣や町内などでお互いに助け合い、共同して福祉・子育て・冠婚葬祭などを行う相互扶助の場でもあります。そして、地域社会は労働の場でもあり、少子高齢化は、労働人口の減少や貯蓄の減少を招くとされ、労働力の減少に対応するためにも、若者、女性、高齢者、障害者など、あらゆる人が就業意欲を実現できる、持続可能な地域社会を構築する必要性も感じます。

地域社会の重要性はこれからも、老若男女を問わず、地域住民に「居場所」と「役割」を提供することが求められ、地域機能の維持が困難となってくる地方自治体では、地域の伝統行事等の継承の問題、地域の核となっている学校の閉校による活力低下、農林水産業の衰退や森林・農地の荒廃、商業・商店街の衰退、医療・介護・福祉などのサービスの減少などの問題に直面しており、長い年月をかけて人と人の絆によって支えてきた地域社会の機能を維持していくことが困難な状況となり、将来の日本社会において相互扶助や社会連帯に関する意識が一層希薄化することが懸念されます。このため、我々佐倉青年会議所は、地域社会とのつながりを念頭に置き、青年会議所運動を展開して参ります。

新規事業(挑戦)

地域社会に何が求められているのか、地域のために我々佐倉青年会議所は何ができるのか。

居住世帯の高齢化や人口減少、世帯の核家族化・単身高齢世帯の増加を背景に、つながりの一層の希薄化が助け合いを失わせることが懸念されております。特に、核家族や単身高齢世帯にとって、地域のつながりの希薄化は、孤立化に直結致します。

このため、地域社会の団体と協働して、先輩達が築き上げてきた41年の歴史と伝統を尊び継承し、住民が安心して生活でき、親から子、子から孫へと継承していくことが可能となる新たなつながりの構築や様々な世代間で楽しむための機会や場を提供できるよう新規事業に挑戦します。

会員拡大事業

佐倉青年会議所が地域に貢献するためには、我々と共に青年会議所運動を担っていく仲間が必要となります。

メンバー個人も地域社会とのつながりの上に、それぞれの仕事を担っております。そして我々佐倉青年会議所としても市民とのつながり、地域とのつながり、そして佐倉とのつながりを駆使し、青年会議所運動を共に担う仲間を発掘し、会員拡大特命委員会を通して、メンバー一人ひとりが1名を新規会員入会させることを目標とするため、メンバー一丸となって運動致します。

青少年健全育成事業

教育は、国民一人ひとりが社会参加し日本社会を支えるために不可欠な社会基盤であり、その機会均等を図ることは公正な社会の実現のために重要であります。そして、教育は、親などの家族単位だけではなく、地域社会との関わりによってさらなる学びの場を提供することが可能となります。そして、地域の青少年に対し、スポーツを通じて教育の機会を提供することによって自己肯定感を高める機会とし、様々な場で様々なことを体験し、習得し、知識を得、知恵を持ち成長を共に促し担うことが、地域社会における役割でもあると思います。このための機会となる事業を展開して参ります。

地域社会創造事業

印旛沼の歴史は、佐倉形成の歴史の象徴であり、市内の全ての河川が印旛沼につながっております。この佐倉の文化と自然に触れ、かけがえのない豊かな自然環境や佐倉の歴史、伝統を次の世代に、さらには世代を超えて伝えていくことを通じて郷土愛を育むことが、今を生きる私たちの責務であると思います。このため我々佐倉青年会議所は、地域社会とのつながりと関わりの運動を通して、地域社会の創造と発展につなげるための事業を展開して参ります。

公益団体として

我々佐倉青年会議所が、様々な事業を展開していくためには、組織力の強化及び組織意識の連帯が必須となります。このためには、さらなる会員の資質向上を念頭に置いた例会、情報の共有・管理、議事運営、新年会や総会運営など、メンバー一人ひとりの想いや挑戦を事業展開するための協働体制を構築し、我々佐倉青年会議所の運動を発信していくための広報活動を行っていきます。そして公益社団法人として何が求められ、どのように行動に移していくのかを考えながら組織運営、管理体制の強化を図ります。

結びに

2017年度、公益社団法人佐倉青年会議所は「市民と地域がつながり、佐倉につながる」~新たな地域社会を目指して~をスローガンに掲げ運動して参ります。人は他者とのつながりなくしては、生活は成り立ちません。現在の日本、そして佐倉も、これからはさらに隣人とのつながり、地域社会とのつながり、延いては「佐倉」のつながりに発展していく必然性を感じます。我々佐倉青年会議所運動も、佐倉市をはじめ関係諸団体はもちろんのこと、NPOや企業などとも連携し、そして佐倉市民の方々ともつながりを持ち、地域全体を巻き込んで運動を展開し、地域社会に在る佐倉青年会議所として邁進致します。

2017年度 事業計画

  • 組織意識の連帯・強化
  • 情報の公開・管理
  • 会員拡大
  • 会員資質向上に向けた例会の実施
  • 青少年健全育成事業の実施
  • 地域社会創造事業の実施
  • 環境啓蒙運動及び参画
  • 新規事業の実施